パソコンのセキュリティ対策
パソコンのセキュリティ対策は非常に重要です。
ウイルスとは、悪意のあるプログラムのことです。
悪意がなくとも、収集した情報を元にユーザーに興味のありそうな広告を表示させるプログラムが近年非常に多くなっています。つまりユーザーの検索情報(キーの入力情報)やWEBサイトの閲覧情報、位置情報などを収集して、ユーザーが購入しそうな商品広告を選択的に表示させるプログラムがそれにあたります。
皆さん、はっと気づかれることがおありでしょう。インターネット中に出てくる、アレです。
しかし、自分の住んでいるエリアのお天気情報が選択的に表示されると便利かもしれません。
特定のエリアに住む人たちは、どのような事に関心が高いのか?などもリアルタイムに総合的なデータとしてあがってきます。これらの情報は、情報の売り手も買い手も、収入源にもつながるわけです。
このように、どこからが「悪意のある」プログラムなのか?は、ユーザー個人の意識や認識にもかかわるようになってきました。
これについては、当サイトの「Windows10のプライバシー設定」をご覧ください。
私個人は、プライバシーを超えた行き過ぎたプログラムが増えてきたと感じています。
近年のウイルスは、一昔前とは異なり、感染をユーザーに気づかせないように潜み、陰でこっそりと個人情報やデータを盗んだり、遠隔操作により政府機関や大手企業を一斉に攻撃したりします。
個人的な悪意のあるプログラムだけではなく、ニュースにも出ているように国家的なものが増えてきています。
感染したパソコンは、ウイルス感染の被害者であるユーザー自身が気づかぬうちに、加害者にもなっています。
ウイルス対策には費用もかかります。
しかしその費用は、自分を守り、且つ、他人に被害を与えないために必要不可欠である、ということをご認識ください。
では、ウイルス対策とは具体的にどのようなことを指すのか? 以下の項目をご確認ください。
・Windows update
初期設定で標準で自動更新されます。
・プラグインのUpdate
少し知識がいります。
必要なもの以外はプログラム自体を削除し、必要なものは確実に更新していきます。
古いままのプログラムを置いていおかない、ということです。
・使用ソフトウェアのUpdate
使っているソフトウエア、インストールしてあるソフトウエアの更新があればupdateします。
自動更新のものもありますが、ユーザー判断で行うものもあります。
・有料の総合ウイルス対策ソフトの導入
無料のものや、1回支払えば永久無料、などというものは効果がありません。
・メールの添付ファイルに気を付ける
出所のわからないものは開かない。
添付ファイルの拡張子をチェックする。
・メール本文内のリンクに気を付ける
送信相手や、内容を確認してからクリックする。
・あやしいWebサイトを閲覧しない
WEBサイトを閲覧しただけで感染するウイルスもあります。サイトに仕組まれています。
・ブロードバンドルーターの無い接続は利用しない
モデムのブロードバンドルーターの有無については、契約のプロバイダや回線業者にお聞きく
ださい。あまりに古いまま、交換していないモデムは注意してください。
駅やお店、ホテルなどのFree Wifiは、ルーターのない場合が多いのでご注意ください。
もしもの時のために
定期的に、パソコンのデータのバックアップをとりましょう。